ゆうたのFX投機ブログ「自由な生活を手に入れる」

FXトレード、投資行動の本質、お金について考えるブログ

【行動ファイナンス】人は様々な思い込みに振り回されている

こんにちは。ゆうたです。最近は行動ファイナンスの本を色々読んでいます。

本日はバイアスについての話し。人の行動っていうのはほとんどが非合理的に動いているんだなーって事がわかるので知っておくと日々のトレードにも役立つと思います。

 

後悔回避とは?

後悔や残念な気持ちを避けるため、間違った行動をとらないようにする努力のこと。

人は、「別の選択肢を選んだらどんな結果になるんだろうか?」っていう観点から意思決定を行うことがあるんだそう。

 

間違った決断をしたときの残念な気持ちは、正しい決断したときの喜びを上回ることが多いとのことです。

こういった経験ってみんなありますよね。

 

これを投資に当てはめると、損失を抱えた投資をしている人は、底で売るリスクを恐れ、損失を確定させるのを先延ばしにしてしまうといった感じです。

損を確定していまうと、自分の選択したことが誤っていたことを自分で証明することになって、面子がつぶれてしまうことになります。

 

人は失敗したポジションに関しては「この損失は自分のせいじゃない!あの人がこう言ってたから」とか他人に責任を転嫁しようとするんです。(こういう人間になりたくないですね)

そして利益がでている場合は、すべての責任を取ろうとする傾向があるという。

都合がいいよねって感じです。

他にも後悔回避ってのは、行動しなかった場合にも起こります。

例えば、友達から勧められた株を買わなかったとして、その株が上昇したとします。

この場合、まったく損はしていないのに「あの時買っておけばよかった」って後悔は

発生するってことです。

 

こんな感じで、色んな感情で自分たちは動かされているってことを知っておくだけでも

今後の投資における考え方だけでなく、普段の生活でも役に立つのではないかと思います。

楽したいバイアス

人は、何かの意思決定に対して「楽をしよう」って思ったりするとよくないことが起こります。思いつき、自分の今までの経験とかに頼りすぎる時に非合理的になります。

みんながやろうとしていることが正しいとは限らないし、いつもどおり自分がやってきたことも正しいとは限らないですよね。

ですので、普段の作業をシンプルにしたりするのはいいんですが、それをするための意思決定にはしっかり考えることが大切になってくるというわけです。

過去の経験に頼ってはいけないワケ

過去の失敗に学んで、「これは慎重にやらなければいけないな」って考えることはOK

なんだけど、「これは過去に失敗しているからどうせこれもダメだろう」とか「過去に自分はこれで上手くいったから絶対に上手くいくだろう」って思ってしまうのはNG。

 

つまり、過去の経験を妄信するのはよくないってことです。トレードで例えるなら

「前回、このチャートパターンの時に勝てたから今回も勝てるはずだ」って思っちゃうとこの時点でアウトってことなんですよねー。

変化に繋がらなくて、過去の経験に頼ることはバイアスに陥っているってことなんです

要するに、頭を使っていないってことが問題なんですよ。

経験がダメってわけではなくて、経験を活かし、今を変えていくようにしていくことが大切です。

つまり、頭を使っているかどうかに意識して行動していきましょうっていう話しでした。

ファストフローあなたの意思決定はどのように決まるのか?

人が何かの判断をする時には、条件的に判断する「直観」と時間をかけて決断を出す

「熟慮」という2つのフィルターを通します。

多くのバイアス、誤解に満ちているかについて解説してくれている良本です。