こんにちは、ゆうたです。
今回はトレードで勝つにはときによく言われる「優位性のある場所でトレードをする」
とは何なのか、それが何故マーケットに存在するのかということについて考えてみたいと思います。
優位性って何?
よく、「優位性のあるところでトレードしなければならない」、と言われますがそもそも優位性という言葉の意味は何でしょうか?
優位性っていうのは、「今こういう流れでここのポイントに価格がいるってことは次はこうなる確率が高いだろう」って場所には優位性が存在するってことになります。
その時の相場状況によって機能するトレード、機能しないトレードがありますよね。
この優位性ってのをどれだけ見つけたとしても、その1回のトレードが、利益に繋がる
かなんて分かりません。
あくまで「こうなるよりも、こっちの値動きに動く可能性が高いんじゃないか」ってことにベットし続けることでトータルではプラスに持っていけるよねってことなのです。(期待値がプラスのトレード)
相場では、効率的市場仮説って言葉もありますが、それはものすごく適当な言い方をすると、「明日上がるか下がるかは誰にもわからない」という仮説のことです。
なんでこういうことが言われるかというと「マーケットにはたくさんの参加者がいるので、どんな情報もすぐに価格に織り込まれる」っていう前提があるからです。
世界中の人たちが、日々リアルタイムにしのぎを削っているマーケットですから重要な
情報はすぐに価格に反映されるだろうということですね。
これが正しければ、マーケットはルーレットのようなもので、だれがやっても長期的
に勝つことができなってことになります。
とはいえ、本当に効率的市場仮説が正しければ、何で継続的に利益をあげる人が
いるのかってことになってきますよね。
マーケットにはよく「トレンド」というものが存在するとよく言われていますね。
マーケット参加者の思い込みが反映されるマーケットにおいて、例えば、価格が3日連続で上昇したとします。
そうすると、その心理が売る側をためらわせて、買い手を勇気づけることは十分に考えられますよね。
みんなの思い込み(バイアス)によって価格が上がれば、さらに思い込みは確信に変わっていき上昇トレンドに発展するといった感じです。
もちろん絶対ではないですが、少なくとも市場は完全にランダムではない瞬間があると言えます。
こういった非効率な瞬間のことを優位性と呼び、この瞬間から利益を得ようとすることが「トレーディング」というんだと思います。
トレーディングという職人になるためには、規律を守り、軌道から外れないために自分の行動を記録し、自分がどういう時に感情的になってしまうのかを知る。
本物のトレーダーになるために自分を知り、自分の欠点に対処していくことが勝ち続けるためには不可欠です。
生半可な気持ちでやってるのなら、止めた方がいい。元本が保証されている、定期預金でもやっていたほうがいいでしょう。
トレードはビジネスなのだから、起業したと思って会社の存続(生き残る)ために自らを成長し続けていかなければいけないのです。
何も意識しなければ1年なんてあっという間に過ぎていきます。
三か月でもいいから意識して、次のステップに進んでいくこと。
自分が掲げている目標を達成していくにあたって、どんな障害が待っているのか、紙に書きだす。
なぜ、自分はその目標を達成したいのか。
そのために、どういった行動をとっていくのか。
真剣に考えていきたいことです。