こんにちは、ゆうたです。
本日は合理的な行動をとるための方法についてをテーマにして話していきます。
感情を排除し、合理的な行動をとる方法
前回お話しをした、どういった状況でも同じ行動をとり続けるにはどうするればいいか?ってことなんですが、結論から言えば、
- 「自分のトレード記録を見直す」
- 「1トレードにおけるリスクを減らす」
って事じゃないかなと思っています。
自分のトレード記録を見直す必要性は「最大何連敗したことがあるのか?」を知ることで10連敗することは今までのサンプルからあり得ることなのか、ってことが分かるからです。
次に「1トレードにおけるリスクを減らす」ってことなんですが、例えば、10連敗している時ってもう普通のメンタル状態ではないと思うんですよ。
このような状態でトレードしても、ルールを破って損切りの位置をズラしたり、利食いを早くしてしまったりする可能性が高いですよね。
そんな時は「1トレードのポジションサイズを減らすことでルールを守る事ができ、冷静にトレードすることができるってなわけです。
不確実性というマーケットの本質に向き合っていくには、「自分なりの信念」が必要になってくるわけです。
ある程度の自分の軸というものは必要でして、
「あの有名な人がこう言ってるから買おう」とかそういう投資基準はやってはいけないってことです。
「こうなったら買って」、「こうなったら売る」など自分で考えて意思決定をすることが大切ってことです。
そんな信念とは別に、「何か見落としていないか」、「間違っていないか」「どんなリスクがあるのか」ってことは常に自問自答し、必要に応じて今までの自分の考えを修正していくことができる「柔軟性」も必要になってきます。
この「信念」と「柔軟性」の両方をもつことが、マーケットの不確実性に対応していくにあたって必要な要素なんだと思います。
こうやって言葉に表すのは簡単ですが、この2つはなかなか両立しないんですよね。
この本来両立しないものを両立させなければならないところに、投資の難しさがあるわけです。
信念は必要だけど、思い込みとか自分の間違いを認めることができないような頑固さは不要です。
このわずかな違いが、投資において大きな結果を分けてしまうんですね。
柔軟性についても同じ事がいえます。
柔軟性と過敏の違いは紙一重です。
しかし、柔軟さは大切なものですけど、過敏になってしまうと投資ではヒドいことになってしまいます。
信念が単なる思い込みにならないように、その信念がしっかりとした根拠のある実証的な裏づけに支えられていることが大切です。
そして思い込みや、頑固にならないように、絶えず疑問を持ち、常に自分の考えを検証し、工夫していく柔軟な姿勢が重要ってことですね。
「もっとよくするためにはどうすればいいか」ということ常に考え、仮説と検証を繰り返して成長していきたいですね。