こんにちは、ゆうたです。
皆さん読書は日頃からしていますか?
1日30分以上読書する割合が、
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪と年収300万以下の人たちを比べた場合、
・富裕層は88%
・年収300万以下は2%
という差があるみたいっす。
本を読めば必ず金持ちになるわけじゃないけど、やはりお金を稼げる人たちはみんな読書家な人たちっていう事実はありますよね。
本日は、世界でもっとも成功した投資家であるウォーレン・バフェットはどのように長文を読解し投資に生かしているのか?ってのをテーマに話していきたいと思います。
数兆円を築いた投資はどのように始まったのか?
勤勉で、読書家のバフェットはまず読むことから始まると言われています。
巨万の富を築いているバフェットだから何か特別な情報を得ているのでは?と思うと思いますがそうではないようなんです。
では何を読んでいるのかというと「公開情報」を読んでいるんです。
誰でも手に入れられる年次報告書などを常に読んでいるみたいですね。
バフェットからしたら特別な情報はいらなくて年次報告書が読めれば事足りるという考え方のようですね。
自分たちは「何か特別な情報はないだろうか?」と探している人が多いのではないでしょうか。
特別な情報さえあれば大きく稼ぐことができる、と思いがちですよね。
だけどバフェットは何千という数の決算書、年次報告書を誰よりも深く読み、
自分の頭で考え、投資する価値があるものにのみ行動を起こしていっているんです。
1951年にバフェットはガイコという会社に自己資金の75%を集中投資しているんですけど1度ガイコのトラブルがあって株を決済してます。
ですが、20年間ガイコを年次報告書で追い続け、1975年に株価が急落した所で投資をし、その後ガイコの救済があって株価高騰となっています。
これらは偶然ではなく、年次報告書などを誰よりも読み込み、考え、その時が来るまで株価が下がるのをひたすら待って底値で買うことができているわけです。
年次報告書を20年読み続けるという地道な努力があってこその結果だと思います。
やはりどんな世界でもこういった積み重ねがとんでもない所にいく秘訣なんだなと感じます。
明日、急激な変化は訪れないんですよね。
ただ、少しずつゆっくりと変化は訪れます。
一夜にして成功をつかむ夢はあきらめて
コツコツと努力を重ねるしかないわけです。
今日、明日の自分の行動の積み重ねが他の人と差をつくる唯一の道なんだということっすな。
投資基準
バフェットは利益ではなくて、利益に結び付くことに注目しています。上がると思うから株を買っているわけじゃないというわけです。
バフェットが株を買う理由はその株が自分の投資基準に合致しているからです。
例えば1973年2月、バフェットはワシントン・ポストの株を1株27ドルで買い始めて、価格が下がるとバフェットは買い増しし、10月には最大の外部株主になっています。
バフェットにとってワシントン・ポストは4億ドルの価値があると考えていて、その会社が8000万ドルで売りに出ている状態でした。
バフェットにとって、健全で魅力的ある会社を価値の8割引で買うことにリスクなんてなかったとのことです。
バフェットが投資してからもワシントン・ポストの価格は下がり、結局、株価がバフェットの買い値の平均である22.75ドルへと戻ってきたときには2年が過ぎていたとのことです。
ですが、バフェットは株価なんてまったく気にしていなかったんです。彼が重視するのは自分の投資基準に沿った行動をしているかであり、事業の質を測ることでした。
株価が上がった、下がったことに一喜一憂することに意味はなく、周りに振り回されず
一貫した行動ができることが投資で成功できる秘訣なんだと感じます。
スノーボール
自伝を書かないと公言してきたバフェットが唯一300時間以上もインタビューに応じて人生のすべてを語り、5年の歳月をかけて完成した伝記です。
投資について細かく書かれているわけではないですが、バフェットの考え方が学べる
素晴らしい本なので是非読んでみてください
人生とビジネスについて多くの人に良い影響を与えてくれる本だと思います。
文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉
文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉【電子書籍】[ アリス・シュローダー ] 価格:2,916円 |