。テクニカル分析の基本といえるサポート&レジスタンスについて書いていきたいと思います。
- サポートとは強力な買い意欲が発生する水準
- レジスタンスは強力な売り意欲が発生する水準
サポートレジスタンスは、ここに引かなければいけないという物じゃないです。
重要なのは、「そのポイントで本当に値動きがひっくり返る」事実が存在するのかが重要になります。
つまり「周りのみんなはどう考えているのか」について読み解く必要があります。
- 周りはどこでパニックになるか
- 周りが振り回されて諦めるポイントはどこか
- どういった方向に進むことを期待してるのか
買っていた人が売ったり、売っていた人が買戻したり、新規で買いたい人もいたり、売りたい人もいる。
つまり、反対側の相場参加者が意識しているポイントです。
100円などのキリのいい数字も、その価格まで近づくと、一旦跳ね返ったりしやすい。
こういったサポートやレジスタンスはいずれ破られてしまいます。
ちなみにサポートとレジスタンスが逆転することをロールリバーサルと呼びます。
破られてしまう理由は、その付近で買ったり売ったりする人たちのストップ(損切り)がその付近にたくさんあるから、その節目での攻防で新規の反対注文をする人が減ればいずれ、ストップに刺さり、そのままブレイクアウトと呼ばれるものが起き価格が一気に片方に動いて買い勢力と売り勢力に決着が着きます。
もちろんいつブレイクアウトが起こるのかは分からないですし、分かる必要もないと思います。
重要なのは、
どこでそういったサポートやレジスタンスがあるのかを認識できるようにすることになります。
みんなが意識しているサポートやレジスタンス付近のプライスアクションはその他の場所も明らかに優位性があると思いますから、まずはそのポイントをしっかり認識できるようにしていくことが大事だと思います。
テクニカル分析は、それ自体が答えを出してくれるものではなく、自分が今まで気がついていなかったことに気づくきっかけになったり、新しいシナリオをつくっていくうえでの出発点になったりするものです。
あくまで、補助的なツールとして考えた方がよいと思います。
重要なのは値動きです。
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