こんにちは、ゆうたです。本日は「レンジ」について記事にしていきたいと思います。
相場の約7割がレンジと言われています。レンジの特徴はどういったものかと言いますと、
- 売り勢力と買い勢力がぶつかり合っている所
- レンジの上限では売り勢力が強くなり、逆にレンジの下限では買い勢力がが強くなる
さらに、レンジ(横ばい)といっても種類が複数あるのです。ざっくり紹介していきます。
平行レンジ
これは、よく本に載っているような形のものです。よくボックス圏とも表現されています。
実際にはこういったきれいなレンジというのはなくて、「収縮していくレンジ」、「拡大していくレンジ」だったり様々です。
とにかくハッキリしない状態のことをレンジというんだよーってことを覚えていてほしいです。
そして、こういった売りと買いが拮抗している場所では、トレンドフォローの戦略は避けて、目立つレジスタンスライン、サポートラインまで引きつけてトレードをしていくのがセオリーだと思います。
トレンドが出ている相場と違ってレンジ相場では「値幅が取りづらい」って事を認識しておく必要があります。
この揉み合っている状態はパワーを貯めている状態なんです。
そして、このレンジ局面というのは、必ず「上か、下か」のどちらかにブレイクアウトしていきます。
これがボラティリティの所で話したエクスパンションするというやつですね。
ディセンディングトライアングル
ディセンディングトライアングルは簡単に言えば上からの圧力が強まっていくやつのこと。
基本的には、下に抜けていくのがセオリーとなります。
アセンディングトライアングル
アセンディングトライアングルというは下からの買い圧力が強まっていくもの。
基本的には、上に抜けていくのがセオリーではあります。
このようにレンジにも種類があるわけなんです。
どのレンジにしても分かっていることと言えば、
「上か、下かのどちらかに抜けていく」
っていうことだけです。
「それだけかい」ってツッコミたくなるわけなんですが、本当にそれだけなんです。
戦略の取り方
じゃあどういった戦略をとるのかと言いますと、
現在のレンジの環境であると言う事実に従って
「レンジの上限では売り、下限では買う」
とてもシンプルです。複数レンジの種類を紹介してきましたが、大切なのは「レンジの本質を知ること」
レンジってのは、売りと買いがぶつかり合っているポイントなわけです。
自分が引いたラインを「壁」だとイメージしてもらってその間を行ったり来たりしているって感じ。
- 長期足の時間軸でどのような状況か把握
- 短期足でのタイミングを図る
- 価格は伸びないので損益比率を意識する
この3つを意識してレンジ相場での戦略を立てると良いと思います。
ただし、「チャートはその時の市場参加者の心理を表しているもの」
毎回同じ動きにはならないってことは忘れないでください。
こういった考え方をベースに自分の頭で考え、行動していきたいですね。
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