どうもー、ゆうたです。
本日は、テクニカル分析をする上で私の中では必要不可欠な「ボリンジャーバンド」をテーマにしていきたいと思います。
さっそくですが、「ボリンジャーバンド」ってのは何かと言うと、
ジョン・A・ボリンジャーさんが考案されたものになります。
データの移動平均値とデータの散らばり、つまり平均からの乖離度合を表している指標のことであります。
んで、
「ボラティリティー」とは何なのか?といいますと、
「価格変動の幅」のことを指します。
ボリンジャーバンドは移動平均線を軸にそこからの「乖離」を上下のバンドで表すものです。
ローソク足が上下のバンドにタッチすると、平均値と比較して、乖離しているってことになります。
よく、上のバンドにタッチしたらショートとか、下のバンドにタッチしたらロングとか言いますけどあれは大間違いです。
単純にそういった使い方をしてしまうと酷い事になるので要注意。
価格変動の幅が大きくなると、ボリンジャーバンドの幅が大きくなります。
これが、「エクスパンション」と呼ばれています。
価格変動の幅が小さい時(レンジ局面)では、バンドの幅が狭まります。
収縮(レンジ)と拡大(エクスパンション)を繰り返しています。
レンジがずっと続けばバンドの幅が狭くなってどちらか一方へ動こうとエネルギーを溜めている状態ですね。
いずれブレイクアウトして拡大していき、トレンド相場へと発展していき、拡大していったものはいずれ収縮してもみ合い相場(レンジ)になっていきます。
具体的には、
このような変動を分かりやすく使うために補助として使う物がボリンジャーバンドになるのです。
基本的にはSMAと、該当期間の終値標準偏差の線で表されます。(平均からの乖離度合いを表す指標)
標準偏差は通常は2倍にしたものを使いますが、場合によっては1αや3αも使われます。
あくまで現在、「ボラティリティがあるのか」「ボラティリティがないのか」を測る一つの目安に使えるっていうことであります。
他にも、利食いのターゲットに利用するってのもいいんじゃないかなって思います。
ボリンジャーバンドを使用する際に誤解がされやすい事があります。
それは±2σに収まる確率が95.5%と言われていて線にタッチしたら売りや買いをするというのは絶対に勝てないし、それは関係ないです。
価格に合わせて追随してきているん指標なんだから収まるのは当たり前ってわけ。
あくまで今の相場がボラティリティがあるのかないのかを判断するために使う補助的なものと認識して使用していくことが重要です。
一番大事なのは「現在の価格がどこにあるのか」ってことになります。
長期足の環境であったり価格がボリンジャーバンドのどういった位置にいるのか、ボリンジャーバンドの傾きはどうなっているのか、こういった点をしっかり見極めて、短期足でどのようにタイミングを計ってエントリーしていくかってことに非常に役立つツールだと思います。
ここを忘れずに日々のトレードにボリンジャーバンドを活用していければいいんじゃないかなーって思います。