こんにちは、ゆうたです。
本日のテーマは自分が相場の「どういった波を狙っていくのか」を選択できるようになるための「エリオット波動」についてお話していきたいと思います。
エリオット波動とは
今回のテーマである「エリオット波動」というのは、R.N.エリオットさんの理論のことです。
エリオット波動とは、まず推進波と呼ばれる1波、3波、5波の3つに分かれます。
そして、調整波としての押し目や戻りのことを、2波、3波と呼んでいます。
まず第1波は、今までの「流れを変える」ようなもの。
相場が動くきっかけになる波のことであります。
基本的にこの第1波というものは、いつ来るのか分からないので静観するのがベスト。
わたしたちが狙っていきたいのは、「どのような波」なのでしょうか。
上記の図で言うところの、第3波
こいつを狙っていきたいわけですよね。
1の強い値動きがあって、市場のみんなは「おっこれは」ってなるわけです。
そして、下降の第2波が半値付近までレートが落ちてくるのを待って押し目買いを狙っていくわけです。
ここでカギとなるのは、この第1波を認識するには、自分の中で「決めてしまう」ってことが重要になってきます。
このブログでは何度も申し上げていますが、相場には「確実なものなど何一つない」
ってことです。
”同じようにみえる”チャートを無意識に人間の脳がパターン化してしまっているだけなのです。
こういった主観で判断してしまったパターンの分析というのはまったく使い物にならないわけです。
ここで重要なのは、「波動」というものになります。
相場は上がったり、下がったりして波を打ちながら動いています。この姿が変わることはないのです。
結局のところ、相場っていうのは同じような形の集まりでできているのであります。
エリオット波動を知ったからと言って、相場で十分な優位性をつくれたことにはなりません。
あくまで、チャート上で形成される波を「エリオット波動」というものを使って、今現在、「何波」の部分になるんだろうってことを知るための1つのモノサシだということ。
「1つの戦略を作っていくのに重要なものになる」ってことです。
「これからレートは伸びていくのか」
「いや、もうレートは伸びないかもな」
っていうことを判断するためのものなんだよってことを覚えておくといいでしょう。
色んなツールがあるわけですが、「これさえやっていれば勝てる」っていうものは存在しないのが相場の世界。
今日のテーマであるエリオット波動も「1つの優位性」に過ぎないわけです。
「他の優位性」で戦うも全然OKです。正解は1つじゃないんだから。
その正解は、自分で作るものだとわたしは考えています。
トレードで勝つために、自分の得意なことを1つだけ伸ばし、それ以外はやらないってことがとっても大事なことです。
まず、「自分なりの1つの型を極めること」
この先に新たな世界が見えてきます。
自分を信じて疑わず、「愚直にやってみる」、「試してみる」ことが相場で勝ち続ける秘訣。ってとなりの猫が仰っていました。
以上、本日のテーマはエリオット波動でした。
それでは、また。