こんにちは。ゆうたです。
投資で勝てる人と勝てない人の違いはどこにあるんでしょうか?
そんなことについて記事にしてみました。
本日は、ウォーレンバフェットやジョージソロスといったゼロから投資で数十億ドルの富を築いた二人の投資家の知的習慣は何なのか、について話していきます。
元本の確保こそ最重要事項
ウォーレンバフェットが口酸っぱく言っている言葉でこんな言葉があります。
投資のルール①:決して金を失うな
投資のルール②:ルール①を絶対に忘れるな
このルールは聞いたことがある人が多いと思います。
投資の素人は儲けることばかりに意識をむけていると思いますが、成功者の考え方はリスクを前にしてどうやって生き残るのか、ということに意識をむけています。
バフェットが「決してお金を失ってはいけない」というけどなぜなんでしょう、それは幼い頃の苦労が金を失うことへの苦痛をバフェットに刷り込んだんだと思います。
バフェットは多くの富を得た今でも、1958年に3万1500ドルで購入した家に今でも住んでるんだと。
バークシャー・ハサウェイからの給与は年間10万ドルでありフォーチュン500社の中で最も給与が低いのです。
さらに、バフェットはマクドナルドでの食事を好み、お気に入りのチェリー・コークを安い店へ行ってケースで購入しているんです。
さらにバフェットは、自分が稼いだお金のほとんどすべて節約しています。
バフェットにとって、お金は儲けてとっておくものであると言っています。
失ったり使ったりするものではないし、元本を守ることは彼の人格と投資スタイル両方の基礎になっているんですよね。
どれだけ年収が上がったとしても支出が上がってしまってはいけないってことを言いたいんだと思います。
稼ぐ前に、固定費など減らせるところは減らしていく努力をしていかなければいけないです。
見習わねば!
バフェットは「なぜ巨額の運用をするのか」と聞かれたときにこう答えたそうです。
「金が欲しいわけではないんだ。」「金が増えていくのを見るのが楽しいんだよ」。
と答えたそうです。
お金に対するバフェットの態度は、失ったり使ったりした金について、それが「どうなることができたか」について彼は考えています。
バフェットは投資判断を1つ1つ独立した事象とは考えてはいません。
例えば、
- 車を運転しているとき、「何とか生き延びよう」って考えて運転する人はいない。そうではなく、A地点からB地点に行くことに集中していると思います。
それが目的ってことです。
しかし、どのように運転するか、ということは考えであって、そこに生き延びるという目的が顔を出します。
たとえば、
- 前の車と十分な車間距離を置くとかスピードに気を付けるといったようなことを考える。
こういったルールを守ることで、前の車に激突することなく車を止め、命を聞きに晒さずにすむわけです。
ですが、運転しているときにこういったことをいちいち考えているわけじゃなくて、単に車間距離を置くだけに気を付けています。
これと同じように投資では元本を守ることについて考える必要はなく、自分のルールに従って行動することで車間距離を守って運転するのと同じように、元本を守ることになります。
各々、スタイルが違っても、投資のやり方はいつも同じものを探すということ、「自分の得意なパターン」のみに絞って探すことが大切なんですな。
バフェットに言わせると「確率の高い出来事」がそれであり、バフェットはそれ以外には投資しないんだと。
元本の確保が自分のルールに組み込まれたとき、そういった投資しかしなくなる。
それこそが投資の達人になる秘密であるということです。
長くなりましたが、とにかく元本を確保し負けない戦いをする。これができてから利益を最大化していくということを意識していくことが重要だということですね。