こんにちは、ゆうたです。本日は意思決定のプロセスについてをお話しをしていきます。
参考本は決定力! 正解を導く4つのプロセスです。
それでは、普段の何気なく行っている意思決定がどのような影響を与えているのか、をまずは認識していきましょー。
視野の狭窄
意思決定の1つ目の罠「視野の狭窄」とは一体何なのか、
視野の狭窄とは、「こっちとあっちのどちらにしようか?」って感じで選択肢を狭めてしまい、意思決定を白か黒かで見てしまう傾向のことを言うんです。
他にも誰かが「ある決断をするべきかどうか」で悩んでいたり、限られた選択肢について延々と話しを繰り返しているのを見かけたら要注意!
視野の狭窄に陥っている可能性が大なんです。
もし、こういった視点になって悩んでしまったときは「こっちもあっちも両方する方法がないか?」って考えると広い視野で選択できていいんだよーってことをこの本ではおっしゃっております。
確証バイアス
確証バイアスとは一言でいいますと
- 自分の考えを裏づける情報を探すこと
これがやっかいでして、データを集めたり、分析して判断してるから一見すると自分の判断が正しいように思えるんですが、これが思いこみに陥りやすいんです。
仕事でも人生でも真実を求めるふりをして、確証を求めてしまっていることが多いってことなんです。
例えば、「この服装どう思う?」って質問をするとき、その人は本当の答えなんて求めてないわけです。
僕たちは、何かが真実であってほしいと思うと、それを裏付ける状況にスポットライトを当ててしまい、そして、その状況の中から結論を導きだしてしまうから合理的な判断を下した気になっているということです。
何か決めつけてしまった時は、「いや、待てよ。今自分は決めつけてしまっていないか」ってな感じでまず気づくことが大切になってくるというわけです
自身過剰
僕たちは、自分が「未来を予想することに長けている」と思っています。
ある調査によれば、医師が自分の診断について「100%確信している」と言ったところ全体の4割は間違っていたんだとか。
つまり、未来の出来事に対して「自信過剰」になりやすいってことです。
これまでの話をまとめると、
- 人は選択するときに選択肢を見逃してしまいがち
- 都合に良い情報ばかり集めてしまい誤った選択をしがち
- 未来のことについて「自信過剰」に陥りやすい
これらの意思決定する時に罠を乗り越え良い選択をするにはどうすればいいのか、についてはまた次回お話していきます。
それでは、また。
決定力!正解を導く4つのプロセス
普段の意思決定が自分たちの生活にどれだけ大きな影響を及ぼしているについて書かれています。
「自分が目指す目的地にたどり着く確率を上げるための方法」について書かれている良書です。
自分の決断力を上げるためにもおすすめ。