ピボットとは?
ピポットとは前日の高値、安値、終値を用いて計算されます。
基本的にサポートやレジスタンスとして使われたり、決済の目安として考えられたりします。
ピボットの数式
ピボット＝（前日の高値＋前日の安値＋前日の終値/3）
レジスタンスR1＝ピボット×２－前日安値
レジスタンスR2＝（ピボット-S２）+R１
レジスタンスR3＝（ピボット-S２）+R２
サポートS1＝ピボット×２－前日高値
サポートS2＝ピボット-(R1-S1)
サポートS3＝ピボット-(R2-S2)
上記の数式は前日の３本値の平均値になります。
つまり、前日の相場参加者のおおよその平均値として考えられるんです。
移動平均のようにピボットより上か下か、どこに価格が位置しているかでポジションをホールドしている人たちの心理的な状況を考えることができると思います。
そしてこういった計算式より重要なことがこのインジケーターは
「万人が使えるフォワード（先の）インジケータ」であることです。
フォワードインジケータってのはあらかじめ注目している点を決めることができるということが他のインジケータとは違うということ。
サポートレジスタンス、フィボナッチ、ピボットがフォワードインジケータの代表的なものになります。
つまり使用している人がたくさんいるから「注目している人たちが多い」っていうこと。そのライン付近では売りや買いが活発になるからチャンスがあります。
結局、テクニカルって相場参加者の心理を読むためのものってことですな。
ピボットは。非効率なポイントを見つけるためのインジケータとして使えるんじゃないかと思います。
