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【行動ファイナンス】~市場をコントロールしたいという欲求を防ぐ方法~

こんにちは。ゆうたです。

今回は人間のコントロールしたいという欲求について話していきたいと思います。

コントロールへの欲求がもたらすものとは?

人は、状況をコントロールしたいという欲求を持っていて、誰もが権力を手にするってことは嫌いじゃないし、逆に他人にコントロールされたりするのを嫌う性質があります。

「自分で物事が選べている」っていう感覚が高い人ほど幸福感も高いみたいなんです。

特に「自分の行動や選択」は常にコントロールしたいと思うわけなんです。

 

この人間の本能が投資で出てくるとやっかいなんですよね。周囲をコントロールしたいという衝動は、他の人を出し抜き自分だけは儲けたい、自分の思惑通りに価格が動いてほしいなどマーケットに対して特に強く表れます。

 

成功する人ってのは何か問題が起きたときの原因は自分にあると感じていて、逆に敗者は周りにコントロールされている感覚、自分自身では周囲の環境を変えられないと信じる傾向があるんですな。

 

コントロールへの欲求を満たすためには、その人にコントロールする力があるか、ではなくて自分がコントロールしていると感じている必要があります。

だけど金融市場では、投資家が価格をコントロールすることはできない。

できるんなら株やFXで誰もが儲けることができるはずですよね。

 

何が言いたいかっていうと、

相場を分析し「買いか」「売りか」を選択した時点で自分が予測した方向に、バイアスはすでにかかっているってこと。現実はコントロールできないのに、分析することによって自分が相場を支配しているような感覚になってしまっていることってありますよね。

 

これを防ぐために自分がやっていることは、まずマーケットに対する見方を変えてみるといいかもしれません。

まず、マーケットは好き勝手に動く制御できないものなんだと認識すること。

例えるなら、アルコール中毒で突然発狂するヒステリックな女だと思ってる位がいいです。

自分の非を絶対に認めず、そのくせ「私がー、私がー」と自分の意見ばかり主張して

常に誰かに怒りの矛先を向け、次にどんな行動をするのか想像もつかないような人を想像してみてください

そんな人に対して、あなたはイライラするだろうか、「あーこの人とは関わらないほうがいいな」って思うんじゃないでしょうか。

ってな具合でマーケットをみると、「あーまたこの女、暴れて発狂してるわ」って思えることができて冷静に分析ができるのではないかと思います。

 

 まずはマーケットの構造を理解し、自分も含めた投資家の心理がどうなっているのか

を知る必要ですね。

 

漠然と投資をしていると、人は失敗するものだということを克服しなければいけないですから、利益を継続してだすためには、人と違った視点で考えられるようになることが大切だと思います。

 

短期トレードは特に群衆の心理を取引するので行動ファイナンスの勉強をしておくことで今後のトレードでの武器になると思います。

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