こんにちは、ゆうたです。最近、決算書を読めるようになりたいと思っていて
勉強中です。ざっくりですが決算書とは何ぞやについて記事にしてみました。
財務三表
まず、決算書とは
貸借対照表（バランスシート）、損益計算書、キャッシュフロー計算書３つから構成されてます。
決算書ってのは会社の成績表のこと。
決算書を、読めば１年間の活動が分かると同時に、会社の体調も分かるようになるんです。
損益計算書は一定期間（1年、四半期）における企業の経営成績を明らかにするもの
・損益計算書の仕組みは以下のとおり
| ① | 売上高 | 製品・商品・サービスの販売額 |
| ② | 売上原価 | 製品の製造コストや商品の仕入額 |
| ③＝①-② | 売上総利益 | 製品や商品そのものからいくら儲かったか |
| ④ | 販売費及び一般管理費 | 販売活動や管理活動にかかった費用 |
| ⑤＝③-④ | 営業利益 | 本業の営業活動から無乱された利益 |
| ⑥ | 営業外費用 （支払利息・受取利息） |
営業活動以外の経常的に発生する収益や費用 |
| ⑦＝⑤+⑥ | 経常利益 | 通常の営業活動や財務活動から生み出される利益 |
| ⑧ | 特別利益、特別損失 | |
| ⑨=⑦+⑧ | 税引前当期利益 | 企業のすべての活動から生み出された利益 |
| ⑩ | 法人税 | 当期の所得に対して、税法に基づき計算された税金 |
| ⑪＝⑨-⑩ | 税引後当期利益 | 税金の差し引き⑤に最終的に残った利益 |
貸借対照表はバランスシートとも呼ばれています。
表にすると左側に「資産」。右側には「負債と資本」がきます。
資産と負債と資本の合計が同じでバランスをとっていることからバランスシートと呼ばれています。
バランスシートは企業がどうやって資金を調達しているのか、負債という形なのか、
それとも資本という形か、その調達した資金をどのように使っているかが分かります。
本業で儲けをだしているか、競争優位性を保つために大量の開発費用が必要かなどから
企業の経済性を支えているエンジンの本質がみえるものです。
数字よりも利益の源がどこにあるか？に注目しましょうってことですな。
資金調達の方法は、基本的に有利子負債による調達と株主資本（株式発行）による調達があります。
そして、有利子負債は銀行借入と社債の２つに分けられ、銀行借入を間接金融、社債と株主資本とを合わせて直接金融といいます。
何が”間接”かと言いますと
まず私たちが金融機関に対して預金をします。私たちから預金された金融機関が、企業に対して融資という形の投資をします。こんな感じで投資家と企業の間には、金融機関が間に入っていることを「間接」と表現しています。
その一方で、社債や株式による調達の場合には、投資家と企業は直接的に相対していることになります。
キャッシュフロー計算書
キャッシュフローはお金の流れのこと。人間で表すと血液の流れのようなものです。
営業活動によるキャッシュフローの考え方についてです。
・企業がどれだけのキャッシュを生み出す能力を持っているかが分かります。
・このキャッシュフローの水準が高いと”儲ける力”が強いということです。
・このキャッシュフローがマイナスの場合経営上、問題がある可能性があるということになります。
次に「投資活動によるキャッシュフロー」についてです。
この数字を見ることで企業が投資活動に対して積極的かどうかが分かるものになります。
・何に、いくら投資していたかがわかる
・減価償却費と比べてみることによって
設備投資に積極的であるか把握できます
・「営業活動によるキャッシュフロー」は健全に経営が行われていれば、この２つを合わせ、プラスになれば投資活動を補ってあまりあるほど営業活動で十分なキャッシュを稼いでることになります。
そのため、有利子負債の削減や配当、自社株買いなどによって株主に返還することもできる
最後に「財務活動によるキャッシュフロー」の考え方です。
•キャッシュの週不足状況や、資金調達方法、財政政策を把握することができます
•プラスの場合は必要な資金が不足していて、新たに調達したことが分かります
•マイナスの場合は、営業活動で十分なキャッシュを稼いでいて、自社株買いなどによる株主の還元が行われたことが分かる
といった感じでざっくりですが決算書について記事にしてみました。
まだまだ学ぶことだらけですが今日、明日の行動を大切にし学んでいきたいですね。
