2024年に入った当初は、今年の3月から「利下げ」が始まると言われていた。
しかし、現在の予想は「年1回」となっている。
2023年7月から約1年間、5.25%~5.50%の政策金利に高止まりしています。
ニュースを観ていると、みんな「利下げがいつされるか」についてしか話していない。
ここが少し違和感を感じます。
なぜ、利下げされるということしか考えていないのか?
もしかしたら、もう1段階上昇する可能性もゼロではないと思うのです。
または、このまま「据え置き」が続く可能性は十分にあります。
どうなるか、まではまったく分かりません。たしかにどこかで利下げはされるのでしょう。ただし、それが「いつ起こるのか」ということです。
はっきり言って、それはまったく分かりませんし、予想してもしょうがないことだとも思います。
ただ、現在の利下げされるのは確実だと思っている空気感に少し違和感を感じるのです。
米国も財政債務がズタボロになっている以上、安易に金利を上げることも難しいのでしょう。
雇用統計も堅調ではあるが、失業率が増えているという状況もあります。
年初から、日経平均が最高値を更新とか、NYダウが最高値を更新とか、S&Pも最高値という風に、資金が集まっている状態ですね。
みんながイケイケだと思っている時こそ、自分は慎重にことを進めていく必要があると感じています。
2024年の下半期は、何かが起きそうな気配がすると感じます。
アメリカは「ソフトランディング」ができたという見方には正直、懐疑的です。
いつ「リセッション」が来るかは誰にも分かりませんが、必ず来るときがあると考えています。
今後どうなるか、じっくりと見ていきましょう。